魅力的な部分とはどこか

プログラマーにとって、社会の役に立てることは魅力のひとつです。プログラマーは、世の中の役に立つものを作ることができます。パソコンやスマートフォン、テレビなど身近にある製品から、内視鏡や人工心肺装置といった医療機器まで幅広い分野で活躍できるのです。また、ITの世界は常に進化していて、人工知能や宇宙開発など最先端の分野で活躍することもできるでしょう。

プログラマーはクライアントの需要を把握し、作業途中でもクライアントの要望に対応しながら膨大な量のプログラムを書いていきます。そのプログラムも書いて終わりではなく、プログラムのエラーチェックの作業にも多くの時間を要するのです。そのため、実際に自分が書いたプログラムが動作するところを見れば、大きな達成感を得られるのもプログラマーの魅力となります。

プログラマーが扱うことになるプログラミング言語には様々なものがありますが、ある程度の枠組みは共通しているため、一度スキルを身につければ様々な職場で働くことが可能です。プログラマーには将来的に、システム設計を行うシステムエンジニアや開発プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーなどのキャリアアップの道もあります。

また、プログラマーの定年は35歳ともいわれていますが、プログラミングを磨き高度なスキルを身につけ、生涯プログラマーとして活躍していくという選択肢もあるでしょう。ある程度の経験や技術があれば、企業に属するのではなく、フリーランスとして自由な働き方をすることもできます。